ナイト・マーケット Night Market 渋谷区渋谷2丁目

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こんにちは、まあちゃん(株)です。姉が面白い記事「ミシュラン店3割減、「美食日本」救うは投資ファンド 料理人が金の卵」 を共有してくれたので、その記事に出てくるレストラン「ナイト・マーケット」に実際に行って料理を食べてきました。

アジア系料理やフュージョン料理が好きで、7月にオープンしたばかりの新しいお店の味が単純に気になり、また、開店資金で1億円かかった店ってどんなのだろう?という興味が湧いて、ナイト・マーケットに足を運んでみました。(記事によると、この店は投資ファンドのABFキャピタルが1億円超の開業資金を出した、とのこと)

結果から先にいうと、味としては自分の好みとは違っていたのだけれど、一等地にあるレストランの新しいビジネスの形を垣間見ることができました。

レストラン「ナイト・マーケット」のフードメニューが写っており、メニュー項目や価格が印刷されています。テーブルは木製で、背景には椅子が見えます。

おつまみ盛り合わせ、サイウア、秋鮭の揚げ春巻き、バクテー、フラン、チェーを頼みました。

前菜盛り合わせ。タコの和え物、ポキのようなもの、エビせん。お箸の先端が太いので、食べずらい。

色とりどりの野菜とハーブを使った前菜の盛り合わせ。中央にある皿にはサラダが盛られ、右側にはオクトパスが添えられています。背景には木製のテーブルが見えます。

これがサイウアというソーセージのようなものでした。お箸では切れなかったのでかぶりつきました笑 フォークとナイフをもらえばよかった・・・

プレートに盛り付けられた料理には、ソーセージのような食材があり、上に香草が飾られている。背景には他の料理とダイニングテーブルの雰囲気が見える。

これは鮭がなかに入っている春巻きです。皮が生春巻きのライスペーパーなんですかね。ソースからは、パッションフルーツが感じ取れました。

料理の盛り付けが美しい皿に、葉野菜の上にソーセージとソースが乗った前菜の写真

つぎはバクテー。スパイシーでスープがおいしくて、お代わりしたくなりました。

スパイシーなバクテーのスープ、香草と野菜がトッピングされたボウル

締めのデザート。かぼちゃ風味のチェーは、見た目がかわいいですよね。フランは固焼きプリンのような。

カボチャ風味のチェー、ナッツや甘いトッピングが載ったデザートの皿。
カボチャ風味のチェーとココナツミルクのフランが盛り付けられたデザートプレート、ミントの葉がトッピングされている。

全体的に、やさしいお味でした。ハーブやスパイスに慣れていない人も食べやすい穏やかさがありました。ベトナム料理店と紹介しているメディアもあったので、蒲田のミレイのような、ミントもパクチーもわっさーと山盛りの料理を私は勝手に想像していたので、肩透かしを食らいました。また、ミシュランのウェブページでキービジュアルのように使われている鴨と焼き野菜のサラダのような料理がメニューになかったのが残念でした。でも、季節が変わったらメニューも変わるはずなので、次の訪問のタイミングを計るべくインスタグラムをフォローしていきます。

https://www.instagram.com/nightmarket.tokyo

私は友人と二人で食事をしていましたが、周りも仕事の仲間や友人と連れ立って来ているような人たちでした。渋谷駅や宮益坂の喧騒から少し離れているレストランの立地からしても、30代・40代が落ち着いて食事ができる場所と言えるでしょう。カウンターもあるので、一人で立ち寄ることも、近所で仕事をしていたり住んでいたらできる雰囲気です。しっかり個室になっている訳ではなく、また、分かりやすいキラキラした高級感とは距離を置いたレストランなので、接待向きではないような気がします。

開店から1年経たないうちにミシュランにビブグルマンとして認定されている、各種メディアに好意的に取り上げられているという点で、ブランディングの滑り出しは上々と言えるでしょう。

https://guide.michelin.com/jp/ja/tokyo-region/tokyo/restaurant/night-market-1241936

外観や店内の様子は、自社ウェブサイトの写真の通りでした。おしゃれなアジア系ですが、国や地域の具体性は薄めで、架空の地域のようなファンタジーを感じさせました。 Nowhere or somewhere?

https://nightmarket.tokyo

実際にお店にうかがってみると、内装や食器までこだわりが感じられ、結構お金がかかっているのではないかと推察されました。一等地でレストランができる物件を探し、調理設備を買い、それらが入るように改装をし、こだわりをもって内装を整え、複数の従業員を雇い、ウェブサイトやソーシャルメディアも整えて、当面の運転資金を確保するとなると、1億円でも心もとないかもしれないです。飲食業って開業が大変というのは本当なんですね。

今後は、渋谷で働いたり暮らしたりしている個人がリピーター客になって、お店の売上を支えていくのではないかと思われます。実際、お店の真向かいには高級マンションがありましたし、歩いて5分程度の範囲に新しいマンションが点在しています。そういうところに住んでいる人が日常づかいするのではないでしょうか。ミシュランのビブグルマンに選ばれているので、渋谷のホテルに宿泊している海外からの観光客もお客様として想定できると思うですが、外国人にとっては1皿のポーションが小さいと思いました。

レストランの儲け方としては、ビジネス系会食で使ってもらえるような価格帯・店の作りにしていく、売上ボリュームが大きく、食材管理がしやすく、結果的に利益率が高くなるウェディング・ケイタリングに積極的に対応する、オリジナルの焼き菓子、冷凍食品などの加工食品を開発し、販売チャネルを広げるなどが王道として考えられるが、いまのところ、それらのどれにも当てはまっていないようです。ですが、ファンドが後ろについているので、料理人の才能を価値の源泉として新しい収益スタイルを創造するのでしょう。とても気になります。

このレストランに足を運ぶきっかけになったのは、日経新聞の記事なのですが、ABFキャピタルの料理人の開店をサポートする事業が取り上げられている記事がほかにもあったので、リンクを載せておきます。

ABF Capitalの熊原CEO「職人の才能、世界に解き放つ」 日本経済新聞
日本の「才能」を世界に解き放つ唯一無二の「飲食店職人特化型投資ファンド」 Forbes ジャパン

https://www.tkao.com/column/column-2025-27

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