株式会社セブンアンドアイホールディングスの株価は、カナダのコンビニ大手が買収提案を撤回して以降、低迷している。先日は2026年2月期決算が減益の見通しであると会社から発表があった。
会社が好調さを取り戻すのは、2026年7月上旬あたり。
追い風が吹きそうな時期:(2026年)7月、10月(2027年)4月、5月、6月、8月-9月
※追い風・向かい風は、すべてが株価と連動している訳ではありません。業績の適時開示やメディアの報道からは分からないけれど、会社にとってはそこそこの大きな出来事が起こっていると思っていればOK。
- イントロ
- 会社の基本の運勢
- フェーズごとの運勢
- この企業にとっての教師
- この企業にとっての破壊と再生
- この企業の得意分野と利益の源泉
- 会社沿革・代表取締役およびCEOのふりかえり
- 現在の社長の人となり
- 株を買うなら
- まとめ
1.イントロ
こんにちは、まあちゃん(株&MBA) です。クシュタールというカナダのコンビニチェーンによる買収提案という話題で2025年上半期にメディアを賑わせたセブンアンドアイホールディングス (以下セブン&アイと省略)。西洋占星術を使って分析してみようと思ったのは、そごう・西武の売却、イトーヨーカドーが大量閉店に踏み切るなど大胆な改革に取り組む一方、コンビニは社会インフラだから外資に買収されてはいけないという、なかなか不思議な議論を展開していたのが気になったからです。会社として現在どういうフェーズにいて、今後どんな方向に向かっていくのか、占星術を使って読み解いてみたいと思いました。
2.会社の基本の運勢
セブン&アイの2005年9月1日東京都千代田生まれ&出生時刻不明でネイタルチャートを作成しました。(日本経済新聞オンラインの企業概要をみました)チャートは、こちらの「さくっとホロスコープ作成」で作っています。もちろん自分の誕生日、家族の誕生日で作れます。

あらゆる方面の管理が行き届いている会社です。さまざまな規則で会社が統制されている印象です。その一方で、常に組織を変えていこう、改革していこう、ITを活用しようとする傾向があります。管理する力と変えていく力が常に葛藤が生じやすい。(おとめ座の☉、うお座の♅、180度のアスペクト)
商品・サービスを開発するときは、安さ・手軽さ・合理性を重視するのではなく、価格・品質のバランスがとれているもの、誰からもわかりやすく感じの良いものを目指すと吉。そこに、ちょっとした夢が乗っかっていると更によい。そうした商品・サービスを創造し、消費者の喜びを満たすことが、会社の発展・拡大のカギを握る。特定の分野への絞り込み、流行だけに乗っかろうとする、ターゲットが少数に絞ってある商品やサービスは、会社と合わない。(てんびん座の金星と♃、みずがめ座の♆、120度)
3.フェーズごとの運勢
会社設立から第7期ぐらいまで(目安として2005年9月~2012年2月):
派手な広告などにより目立ち、注目される。会社にとって重石になるような、厳しく指導をしてくるような存在が近くにある。試練が続くとも言えるが、会社としての基盤が作られるとも言える。
第7期ぐらいから15期ぐらいまで(目安として2012年2月~2020年2月):
会社が安定的に発展していく時期。大規模な広告などにより目立ち、引き続き注目される。社内外の関係者間のコミュニケーションは試行錯誤が続く。失敗を通じて学びを得るとも言える。会社全体で危機とも言える大きなダメージを受けることもあるものの、毎回、どうにか再生できる。基本、拡大路線にあるが、儲かる時とそうでない時の差が激しい。社業を通じて人の喜びを満たすことに取り組んでいくことになる。
第15期ぐらいから25期ぐらいまで(目安として2020年2月~2030年2月):
会社全体が華やかな繁栄を享受する時期。世の中の平均に比べて、売上が上がりやすい。会社の発展に追い風が吹く。そのため経営計画や会社の方向性が夢見がちというか現実離れしているように見える。ただ、何か(外部要因?)をきっかけに、会社全体が徹底的な変容・再編を強いられる場面が何度もやってきそう。
第25期ぐらいから35期ぐらいまで(目安として2030年2月~2040年2月):
科学的、合理的に会社をITで変革していく時期。もともと経営管理がきちんとしている会社だったが、目線があがる、次のフェーズに移行する、といった感じ。前の時代に比べて、会社が地味な方向に寄って行く。堅苦しさ、面白みの無さを感じる人もいるかもしれない。
※これらの7年~10年単位での会社の成長は、月・水星・金星・太陽という人間での年齢域を司る天体に主眼をおいてネイタルチャートを読んでいます。何のマークが天体の何を指すかは、こちらのページを参照してください
4. この企業にとっての教師

月の近くに土星があったのが気になります。人のチャートを読む場合、月はその人の内面、家庭で見せる素顔、幼少期を表します。土星は人生で人を成長させる試練やそういった存在、年齢でいくと55歳~70歳ぐらいの人のイメージです。幼少期に祖父母と一緒に・近くで暮らしていた人にはよく見られる配置です。また、幼少期に他人があまりしないような困難を経験した人にも見られる配置です。
では、あの鈴木敏文氏が舵取りをした企業にとって、試練を与える厳しい教師といったのは誰だったのでしょうか。私は、それは名誉会長の鈴木雅俊氏だったのではないかと考えます。彼はヨーカ堂、セブンイレブン・ジャパン、デニーズ・ジャパンの設立者として知られています。ウィキペディア 伊藤雅俊 (1924年生の実業家) – Wikipedia によりますと、1924年/大正13年生まれとのことですので、青春時代が戦争と重なっていますね。終戦後、家業の羊華堂という洋品店に関わるようになったのが、流通業界に足を踏み入れた最初のようです。人となりについては、こちらの記事が参考になります。東洋経済オンライン「セブンの礎築いた伊藤雅俊氏がかつて語った本音」
アメリカから流通のしくみを学び、イトーヨーカ堂の経営に生かしたのに加え、セブンイレブンやデニーズといったブランドを導入し、日本で独自の発展を遂げさせました。そんな風に日本の小売/外食業界を40数年リードしてきた人が近くにいたとなると、鈴木氏はじめ役員にとっては緊張感のある日々だったのではないかと思います。セブン&アイ設立時の2005年には、名誉会長の伊藤氏は81歳でした。普通の81歳なら、静かに家で過ごしていると思いますが、自分が創業にかかわったセブンイレブン・ジャパン、デニーズ・ジャパンがどのように変容・成長していくのか、名誉会長・株主として睨みを利かせていたのだと思います。(イトーヨーカ堂を創業した伊藤家は、伊藤興業株式会社を通じて、セブン&アイの8.1パーセントの株式を持ち続けています。)伊藤雅俊氏は、鈴木氏の退陣にも絡んだと噂されていて、セブン&アイにとって厳しい教師であり続けたと言えるでしょう。
5. この企業にとっての破壊と再生
仕事運を表す水星と、破壊と再生を意味する冥王星が120度をとっています。これは、変わらないことにこだわり続けるのではなく、変わることで企業として存続していくことを選ぶという意味なのだと思います。実際に、会社沿革をみますと、設立から10期までの間に、そごう・西武/ヨークベニマル/赤ちゃん本舗/バーニーズジャパン/ニッセンの子会社化、タワーレコード/天満屋/フランフランの業務・資本提携を行いました。同じ流通業界とはいえ、異なる企業文化を持ち、異なる顧客層を持つ企業を自分の中に取り込みました。取り込んだものの、相乗効果が望めずに、結局手放した子会社や資本提携先もいくつもあります。買収も売却も多大なエネルギーを必要としますが、破壊と再生という宿命を持つ企業なら仕方がないと言えるでしょう。
また、海外の投資ファンドなどから物言いがつき、経営の方向性を大幅に見直すことが求められるのも、この企業の宿命でしょう。(冥王星が位置するのが、海外や遠い場所を意味する射手座。上昇志向、無謀なチャレンジという意味もあります。国内ではなく、海外から変容を求められるというのに納得がいきます。また、もっと企業価値をあげられるはずという投資ファンドも企みも見え隠れします。)私がオンラインで調べた限りでも、サードポイントから役員の交代、バリューアクトからの不採算部門の整理、アリマンタシオンクシュタールからの買収提案を受けています。今後もたびたび、この種の物言いが付くでしょうが、2030年以降は落ち着きそうです。
6. この企業の得意分野と利益の源泉
セブン&アイにとっての利益の源泉とはなんでしょうか。天秤座に位置する金星と木星がそれを教えてくれます。会社の基本運勢のところにも書きましたが、価格と品質のバランスがとれ、万人ウケする商品・サービスを開発できれば、爆発的に売れていく可能性を秘めた会社です。(セブン&アイは持ち株会社なので、実際の商品開発にはほぼ関わらないと思いますので、あくまでも方向性です。)
流行最先端のもの、一部の人にしか好かれないものは、この会社との相性が悪いです。そういう意味では、そごう、西武、バーニーズニューヨークを売却したのは正解と言えるでしょう。百貨店は、高価格帯のブランドを取り扱う場ですし、外商が特長とも言えます。そういう業態と相性がよい会社ではないのです。
また、天秤座には1対1のパートナーシップという意味もあります。自分に相応しいビジネスパートナーを見つけることができれば、大きく発展していけるでしょう。自分が買収をしかけていくよりも、資本提携などを通じて、平和で対等な立場でアライアンスを組むことを強くお勧めしたいです。
7. 会社沿革・代表取締役およびCEOのふりかえり
| 2005年9月~ 2016年5月 (1~11期) | 2016年5月~ 2025年5月 (12~20期) | 2025年5月~ (21期~) | |
| 名誉会長 | 伊藤雅俊氏 | 伊藤雅俊氏(2023年3月逝去) | 空席 |
| 代表取締役会長 | 鈴木敏文氏 | 空席 | 伊藤順朗氏 |
| 代表取締役社長 | 村田紀敏氏 | 井阪隆一氏 | スティーブン・ヘイズ・デイカス氏 |
| CEO | 鈴木敏文氏 | 井阪隆一氏 | スティーブン・ヘイズ・デイカス氏 |
会社沿革はこちら https://www.7andi.com/company/history.html
役員交代、買収・売却については日本経済新聞の過去記事とセブン&アイの重要なお知らせ https://www.7andi.com/company/news/2025.html を参照
世襲と関係ない大企業ですと、社長は2期6年で交代する傾向がありますが、このセブン&アイという会社はそれよりも長いですね。表にしましたが、鈴木敏文氏は11期も代表取締役・会長・CEOを務めています。こうなると社内に帝国ができます。会社が変な方向に進んでいても、それを改めるのが簡単ではなくなり、不健康な状態に陥ります。結局、鈴木会長は、USを拠点とするアクティビストからの不採算部門の切り離しの提案と後任人事に対する懸念がきっかけとなり、退任することになりました。鈴木氏は取締役会に自分の提案した後任人事が否決されたからという理由を語っていましたが、退任の真相は分かりません。メディアの記事を読む限り、後任が育ったので退任します、という綺麗な辞め方ではありませんでした。分かるのは、自ら変わろうとしたのではなく、冥王星の影響がある外部の力で変わったということです。
奇しくも、2代目社長の井阪氏も外部の力の影響で退任していきました。新卒でセブンイレブン・ジャパンに入社した生え抜きの井阪氏が、米国でのコンビニ事業の発展・上場を視野に入れて後任に選んだのが、米国人のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏です。社外取締役だったとはいえ、セブン&アイのカルチャーに染まっていない外国人です。外の力を内部に取り込もうとしている点は、占星術的にみて、しっくりいく選択です。
8. 現在の社長の人となり

スティーブン・デイカス氏については、有価証券報告書に生年月日が書かれていたのと、日経新聞の記事にカリフォルニア州出身と書かれていたのを参考に、ネイタルチャートを作成しました。
自分らしさ=自分の知性を働かせることになっている。他人からは、常に勉強し続けている人、働き続けている人という印象を持たれます。隠されているものを見抜く洞察力があり、推論・仮説・検証が得意。こつこつ勉強すること、地味な作業を積み上げていくことも得意。(さそり座の☉と☿、やぎ座の♄、60度のアスペクト)
家族や仲間、自分が属するコミュニティの人と共にいると、ほっとできる。また、感情面において周りにいる人の影響も受けやすい。
家族や自分が属するコミュニティの中で、リーダーシップを発揮する。自分にとって大切な人たちを外敵から守ることが行動の原動力になる。守るという役割が重圧にもなる時もある。スポーツで例えるならば、攻撃よりも守備に向いている。バスケットボール、バレーボールといったチームで戦う種目が向いている。(かに座の☽と♂、やぎ座の♃と♄、180度のアスペクト)
会社の社長として、だれを仲間とみなすのかで、とるべき戦略が変わってきそうです。今後さまざまな施策を通じて、そうしたことが見えてくるでしょう。
9. 株を買うなら
2026年7月上旬から2029年秋分あたりまで、会社は好調期です。来年2026年・再来年2027年で株価がスパークする可能性がある時期はこちら。
- 2026年7月 (トランジットの木星がしし座に入り、ネイタルの月と土星にコンジャンクション)
- 2026年10月(トランジットの木星、ネイタルの水星にコンジャンクション)
- 2027年4月 (トランジットの火星、ネイタルの水星にコンジャンクション)
- 2027年5月(トランジットの火星、ネイタルの太陽にコンジャンクション)
- 2027年6月(逆行して戻ってきたトランジットの木星がネイタルの水星にコンジャンクション)
- 2027年8月~9月
10. まとめ
セブンアンドアイホールディングスの株価は、カナダのコンビニ大手による買収提案撤回後に低迷。2026年2月期の減益予想を発表し、試練や再生の過程が続く。占星術では、2026年7月に復調の兆しがみえる。

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